滲出性中耳炎の治療方針を開示している医療機関リスト

趣旨

滲出性中耳炎の治療は、医療機関によって治療方針がさまざまです。それどころか、同じ病院内でも複数の耳鼻科医がいる場合、医者によって治療方針が違うと感じられる場合も少なくありません。そして、それぞれの医師の治療方針は、明らかな間違いというわけではなく、第3者の医師から批判を受けるという類のものでもありません。 しかし、患者側のニーズとしては、どこに行けば、どのような治療を受けられるのかという情報が求められています。もちろん、医療の専門家である医者側の論理としては、「必要な時期に必要な治療をしている」ということであり、各治療法を患者側が感覚や感情だけで選択することはいいこととは受け止められないのも事実でしょう。

例を挙げましょう。

私が急性中耳炎の小児を診察し、鼓膜切開が最適な治療と判断し、母親に薦めたとします。しかし、母親は怖い、子供がかわいそう、という、感覚的、感情的な理由から、それを拒否したとします。医師である私は、もっとも適切な治療を拒否されたので、納得いくはずはないのですが、受け入れざるを得ない、というわけです。

結局、医師は患者側の選択が納得できなくても、最終的には受け入れざるを得ないのです。それなら、最初から治療方針を開示して、それを元に患者が医療機関を選択しても、同じことですよね。むしろ自分の目の前で治療を拒否されるより、よほど精神衛生上、いいことになります。

以上の考えにご賛同いただける日本全国の耳鼻咽喉科医より、広く、治療方針を募集したいと思います。以下のフォームに沿ってメールにてご診療方針をお送りください。おおむねA4、1ページに収まる程度の情報量でお願いいたします。原則として、月1回の更新時に追加いたします。なお、内容によりましては、掲載前にこちらからお問い合わせのメールをさせていただくことがございますので、ご了承ください。もちろん、掲載は無料です。

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都道府県
医療機関名
耳鼻咽喉科医師名
所在地
電話番号 例)000-000-0000(半角英数)
E-mail (半角英数)
E-mail(確認) (半角英数)
URL
治療方針
耳の治療
耳管通気
鼓膜マッサージ
鼓膜切開
鼓膜チューブ留置
通院回数の目安
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置
ネブライザー
通院回数の目安

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置
ネブライザー
通院回数の目安
年齢や罹患期間による治療法の変更
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
 

治療方針開示の医療機関リスト

※掲載数が増えれば、都道府県別に整理いたします。

Card.01

都道府県 大阪府
医療機関名 耳鼻咽喉科サージクリニック老木医院
耳鼻咽喉科医師名 老木浩之
所在地 大阪府和泉市弥生町2−14−13
電話番号 0725-47-3113
URL http://www.ear-nose.net/oiki/
治療方針
耳の治療
耳管通気 全く行わない
鼓膜マッサージ 全く行わない
鼓膜切開 ほとんど行わない
鼓膜チューブ留置 3ヶ月の経過観察で改善のない場合行う
全く出さない
通院回数の目安 2〜4週間に1回程度
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 全く行わない
ネブライザー 全く行わない
全く行わない
通院回数の目安 症状がないときは通院なし

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 積極的に行う
ネブライザー 積極的に行う
症状に応じて喀痰融解剤、抗アレルギー薬、抗生物質
通院回数の目安 週1〜3回程度
年齢や罹患期間による治療法の変更
3歳未満では、ほとんどの場合、経過観察のみ。3歳以上で3ヶ月以上改善がなく、 家族が気づく程度の聴力低下がある場合には、鼓膜チューブを薦める。
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
自然治癒することが多い、ある程度効果が見込めるのは鼓膜チューブだけ、 という2点を大前提に診療に当たっています。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
ゆったりした気持ちで気長に通院していただければと思います。 自己判断で通院をやめるのはいいことではありません。 ときには手術(鼓膜チューブ)を決断するという勇気を持って頂きたいと思います。

Card.02

都道府県 京都府
医療機関名 ひろしば耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科医師名 廣芝新也
所在地 京田辺市山手南1-3-2 日東ビル3階
電話番号 0774-64-0789
E-mail hiro-ent@ka3.so-net.ne.jp
URL http://www.hiroshiba.com
治療方針
耳の治療
耳管通気 全く行わない
鼓膜マッサージ 全く行わない
鼓膜切開 ほとんど行わない
鼓膜チューブ留置 小学生になっても(または入学を控えていて)長期にわたり滲出性中耳炎が続く場合
鼓膜チューブ留置を患者さんが望まれない場合
通院回数の目安 1〜2ヶ月に1度
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 鼻汁の確認のため行うことがある
ネブライザー 行わない
処方しない
通院回数の目安 なし

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 積極的に行う
ネブライザー 可能であれば行う
処方する
通院回数の目安 症状の重篤度による
年齢や罹患期間による治療法の変更
就学までは患者さんの強い希望がない限り積極的な治療は行わない。3ヶ月以上にわたり滲出性中耳炎の状態が続く場合、鼓膜の陥凹が強く癒着性中耳炎や真珠腫への進行が予想される場合 は鼓膜チューブ留置を勧める。
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
ほとんどが自然治癒する疾患であるので、積極的治療は行わないが、小学生以上の年齢で両耳とも長期にわたり滲出性中耳炎に罹患している場合は鼓膜チューブ留置を行う。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
将来にわたって難聴が残ることは稀です。あまり心配しないでください。

Card.03

都道府県 大阪府
医療機関名 大西耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科医師名 大西博昭 大西かよ子
所在地 大阪市平野区長吉長原東3-1-71
電話番号 06-6704-4848
E-mail oh-nose@zeus.eonet.ne.jp
URL http://www.eonet.ne.jp/~oh-nose/
治療方針
耳の治療
耳管通気 まず、最初に行います
鼓膜マッサージ 行いません
鼓膜切開 聞こえの程度により行います
鼓膜チューブ留置 3回以上鼓膜切開を行い、なお状態改善しない場合に行います
抗アレルギー剤など
通院回数の目安 週2〜3回
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 行います
ネブライザー 行いません
抗アレルギー剤など
通院回数の目安 週1〜2回

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 行います
ネブライザー 抗生剤などのネブライザー
マクライド系抗生剤など
通院回数の目安 週2〜3回
年齢や罹患期間による治療法の変更
幼稚園の間は出来るだけ保存的にみます。ただし、難聴による言語発達障害が見られるときはアデノイド切除、チュービング手術を含めて積極的に治療します。この場合は多くの場合、全身麻酔となってしまいます。普通は小学校入学前に聴力検査をして今後の方針を決定します。
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
小学校入学時に30デシベルの音が聞こえないときは、鼓膜切開を数回、さらに難治の時はチュービングをします。この年齢ならほとんど外来での局所麻酔で出来るからです。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
以上のことを、お話と絵で何回も説明します。納得されたら、積極的な治療を行うようにします。

Card.04

都道府県 奈良県
医療機関名 奈良県立医科大学 耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科医師名 小泉敏三
所在地 奈良県橿原市四条町840
電話番号 0744-22-3051
E-mail tkoizumi@naramed-u.ac.jp
URL http://www.naramed-u.ac.jp/~oto/
治療方針
耳の治療
耳管通気 なし
鼓膜マッサージ 当院には設置なし
鼓膜切開 聴力に影響する場合、施行
鼓膜チューブ留置 鼓膜切開を繰り返す場合、施行
1週間以内の短期間
通院回数の目安 月1回
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 なし
ネブライザー 当院には設置なし
なし
通院回数の目安 なし(症状悪化時に再診)

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 あり
ネブライザー (当院には設置なし)
去痰剤、抗生剤
通院回数の目安 月1回(他医と連携)
年齢や罹患期間による治療法の変更
聴力検査ができる年齢(4〜5歳)までは、定期的診察のみ。4〜5歳以降で難聴が強い場合、先ず鼓膜切開を施行。鼓膜切開を繰り返す場合はチューブ挿入。
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
聴力を重視。通院が必要なら、他医との連携による処置や薬の処方が可能。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
大学病院という機能上細めに通院していただくことはできませんが、診断や治療方針の決定は積極的にしていますので、ご相談ください。

Card.05

都道府県 滋賀県
医療機関名 板谷耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科医師名 板谷隆義
所在地 滋賀県草津市西大路町8-28-101
電話番号 077-561-0618
E-mail home@itaya.or.jp
URL http://www.itaya.or.jp/
治療方針
耳の治療
耳管通気 できる児には最初しばらく行う
鼓膜マッサージ 全く行わない
鼓膜切開 ケースによって行う(1,2回)
鼓膜チューブ留置 鼓膜切開で改善しない場合、鼓膜の陥凹が強く癒着性中耳炎や真珠腫性中耳炎への移行が危惧される場合は積極的に行う
最初は色々やってみますが、変化ない場合は経過観察のみの場合もあり
通院回数の目安 最初週1,2度で後半は2〜4週に1度
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 最初しばらく行います
ネブライザー 最初しばらく行います
最初しばらく行います
通院回数の目安 週1回〜2週に1回程度

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 できるだけ行います
ネブライザー できるだけ行います
抗生物質、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、去痰剤、漢方薬など
通院回数の目安 週1回〜週2回
年齢や罹患期間による治療法の変更
基本的に3歳未満は、問題点(反復する急性中耳炎や難聴など)がなければ、鼻の治療のみ。鼻がよければ経過観察のみ。
★3歳以上小学校低学年頃まではおよそ3週間ほどは積極的に薬等で治療。その後はご家族の意向を考慮しながら、次のステップの治療(鼓膜切開術・鼓膜チューブ留置術)を行うか、現在の治療を継続するか、逆に経過観察のみでいくかを検討。
★小学校中高学年では、自然治癒の最後の機会となる可能性があるので、本来積極的にチュービングを行うべきだと考えます。
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
特に信念と呼べるほどのものはありません。その人、その時によいと思われる方法を試行錯誤しながらやっています。大きな方針変換の場合は、ご家族で家で考えてきてもらったりもします。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
3歳未満ではそれほど深刻に考えなくてもいいのではないかと考えます(もちろんケースバイケースですが)。むしろ心配しなければならないのは、液が貯まるタイプよりも、鼓膜が凹んでいくタイプだと思います。また、小学校高学年くらいになるとお稽古事その他で忙しくなり通院できなくなってきますが、実はこの時期に治ってこない場合には積極的治療が必要だと思います。

Card.06

都道府県 大阪府
医療機関名 のぞみ耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科医師名 結城 和央
所在地 大阪府摂津市正雀本町1-40-16
電話番号 06-6383-8780
E-mail nozomi_master01@yahoo.co.jp
URL http://nozomi8780.mydns.jp/
治療方針
耳の治療
耳管通気 できる子はやる
鼓膜マッサージ しない
鼓膜切開 しない
鼓膜チューブ留置 3-6ヶ月みて検討する
去痰薬、マクロライド系抗生剤など
通院回数の目安 鼻汁が多ければ週2回程度、鼻症状がなければ1-2週に1度
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 しない
ネブライザー しない
去痰薬、マクロライド系抗生剤など
通院回数の目安 1-2週に1度

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 しっかりやる
ネブライザー やる
去痰薬、マクロライド抗生剤、抗コリン作用の少ない抗アレルギー剤
通院回数の目安 週2回位をすすめています
年齢や罹患期間による治療法の変更
・3歳以下では経過観察しますが、口蓋裂があったり、言語発達遅滞があったり、癒着があったり、鼓膜が薄くなっているような所見があれば、チューブ留置をすすめます。
・3歳以上では積極的に経過を見て、3-6ヶ月(冬場は長めで)たっても改善しないときはチューブ留置をすすめています。
・自然治癒もあり得ることも説明し、手術を希望されない方もfollowするよう努めています。(いずれデータは出すつもりです)
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
・乳突蜂巣の発育という観点から、どちらかというと積極的に治療する立場です。
・当院ではほとんどの滲出性中耳炎の方が鼻症状がありますので、鼻の治療をメインに行い、これに伴って耳もよくなっている印象です。
・近くの済生会吹田病院と地域連携クリニカルパスで対応しています。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
長くかかる病気ですので、根気よく経過を見せていただけるとありがたいです。
忙しくて来れなかったからといって、別に怒るようなことはしませんので、一緒に治していきましょう。

Card.07

都道府県 広島県
医療機関名 和田耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科医師名 和田秀毅
所在地 広島市南区宇品神田5-5-9
電話番号 082-256-1133
E-mail wadamimi@mbn.nifty.com
URL http://www.citydo.com/prf/hiroshima/guide/sg/450000810.html
治療方針
耳の治療
耳管通気 全く行わない
鼓膜マッサージ 全く行わない
鼓膜切開 ほとんど行わない
鼓膜チューブ留置 半年〜1年改善の見られない場合に行う
最初の1ヶ月くらい。あとは鼻の状態による
通院回数の目安 数週間に1度
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 鼻内の状態を見るのに行う
ネブライザー 鼻内所見で行うこともある
処方しない
通院回数の目安 数週間に1度

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 行う
ネブライザー 行う
処方する
通院回数の目安 週に1〜2回
年齢や罹患期間による治療法の変更
就学時までは数週間に1度の経過観察のみ。半年〜1年の経過で治らない時は鼓膜チューブ留置術を勧める。鼓膜の状態によっては積極的に鼓膜チューブ留置術を勧めることもある。就学からは3ヶ月の経過で鼓膜チューブ留置術を勧める。耳の状態によって期間が左右される場合がある。
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
自然治癒することがほとんどなので、経過観察を基本としています。経過中、風邪などで状態が悪くなった時には短期間お薬を処方します。経過観察で治り難い時は鼓膜チューブ留置術を勧めます。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
幼少のため子供さんがその処置の意味を理解出来ない時、鼓膜切開などの積極的な治療は子供さんの「医者嫌い」や精神発達上マイナスとなることもあります。自然治癒することがほとんどの病気ですので、滲出性中耳炎とはどんな病気か理解され、「待つ」ことも1つの治療法と考え、あまり心配しないで滲出性中耳炎と付き合って行かれればと思います。

Card.08

都道府県 愛媛県
医療機関名 せごえ耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科医師名 瀬越昌弘
所在地 愛媛県松山市石風呂町1-20
電話番号 089-952-3301
URL http://www.segoe-ent.com
治療方針
耳の治療
耳管通気 大人のみ
鼓膜マッサージ 行わない
鼓膜切開 行わない
鼓膜チューブ留置 聞こえに問題がある場合のみ行う
鼻症状があるときのみ処方
通院回数の目安 かぜ症状があるときに受診してもらう
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 行わない
ネブライザー 行わない
処方せず
通院回数の目安 鼻症状が出たときに受診を勧める

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 行う
ネブライザー 行う
処方する
通院回数の目安 鼻症状が消失するまで
年齢や罹患期間による治療法の変更
小学校にはいるまでは基本的に経過観察のみ。鼻症状があるときには投薬を行う。長期にわたり、発育に影響のある難聴にはチュービングを勧める。
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
自然治癒する場合が多いことを丁寧に説明し、鼓膜切開が不要なこと、決して難聴が残ったりはしないことを理解してもらう。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
漫然とした薬のない服は中耳炎に効果がないばかりか、体にとっても有害です。必要なときに最小限の治療をすることがお子さんの体にも心にもよいことだと信念して治療を行っています。どうぞご相談ください。

Card.09

都道府県 埼玉県
医療機関名 医療法人善龍会なかがわ耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科医師名 中川信弘
所在地 さいたま市南区
電話番号 048-811-1231
E-mail n.ent1231@gmail.com
URL http://www.nakagawa-jibika.com
治療方針
耳の治療
耳管通気 ほとんど行わない
鼓膜マッサージ 全く行わない
鼓膜切開 OMEではほとんど行わない
鼓膜チューブ留置 半年以上改善無ければ検討
急性中耳炎時には使用
通院回数の目安 月1〜3回程度
鼻の治療

・鼻閉、鼻漏などの症状がない場合

鼻処置 鼻咽腔の状態確認程度に行う
ネブライザー 行う
原則カルボシステインのみ処方
通院回数の目安 原則月1回

・鼻閉、鼻漏などの症状がある場合

鼻処置 行う
ネブライザー 行う
去痰剤、(主にマクロライド系)抗生剤、抗アレルギー剤
通院回数の目安 状態により月1〜8回程度
年齢や罹患期間による治療法の変更
2歳未満は原則保存的治療。2歳以上で両側難聴、鼓膜の強度陥凹、菲薄化の場合はチューブ留置を推奨しています。
小児滲出性中耳炎の診療における信念、基本方針
乳突蜂巣の発達、鼓膜の菲薄化の防止、癒着性中耳炎の防止、将来の慢性中耳炎や真珠腫のリスクを減らす、将来スキューバダイビングも行える耳に育てる…滲出性中耳炎は何を目標に治療を行うかが現状でははっきりしないので症例ごとに保護者と相談して対応を模索しています。ホームページを拝見して老木医院の取り組みは素晴らしいと思います。今後とも期待しています。
患児の母親(家族)に向けてのメッセージ
乳幼児、小児の滲出性中耳炎の治療はいったい何を目標にするべきなのか、そのためにどの治療が必要で、どの治療が必要ではないのか情報が不足しているのが現状で、耳鼻科医の対応も医師ごとに異なっているのが現状です。当院でも科学的、合理的な治療を目指していきたいと思っています。

お母さんのための滲出性中耳炎教室リターンズ

小児滲出性中耳炎アドバンスト

ここからはじまる小児滲出性中耳炎の新しい診療

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